セミナー内容

１．工場設備、装置の代表例および適用材料

（１）工場設備と装置の代表例
（２）工場設備の配管例
（３）工場の設備、装置と各種部材に適用される材料および起こり得る損傷形態

２．適用材料の種類と特徴を知ろう

（１）鋳鉄系
（２）炭素鋼、合金鋼系
（３）ステンレス鋼系
（４）銅合金系

３．疲労のメカニズムと特徴

（１）疲労破壊全般　　　　　　　　　　
（２）疲労き裂の始まりとき裂進展　　　
（３）破断面の特徴
（４）疲労強度に対する残留応力、形状の影響
（５）疲労破壊に対する一般的防止対応策

４．応力腐食割れのメカニズムと特徴

（１）応力腐食割れ全般　　　　　　　　
（２）応力腐食割れの始まりとき裂進展
（３）破断面の特徴
（４）応力腐食割れに対する一般的防止対応策

５．クリープのメカニズムと特徴

（１）クリープ全般　　　　　　　　　　
（２）クリープの始まりとき裂進展
（３）破断面の特徴
（４）クリープ破壊に対する一般的防止対応策

６．腐食、エロージョン、潰食のメカニズムと特徴

（１）腐食の基礎および腐食電池の形成
（２）腐食形態の分類
（３）エロージョンおよび潰食の分類
（４）腐食、エロージョン、潰食に対する一般的防止対応策

７．損傷の具体事例と損傷の予測

（１）損傷の具体事例
　　　・今回の講習に関連した事例
・スクリュウポンプのキャビテーション、エロージョンに伴う焼付き
・ポンプ軸のメニスカス腐食
・配管の溝状腐食およびデポジットアタック
・黄銅製エルボ配管の応力腐食割れ
（２）損傷の予測

８．定期検査、計測、管理等の方法

（１）応力計測、振動計測とその方法
（２）疲労、クリープ、大気腐食の余寿命診断とその方法
（３）肉厚計測等とその方法
（４）水質管理とその方法