「外観目視検査」正しい進め方とレベル向上策
品質管理研修
- 品質不良対策
色ムラ/鮮明さ/汚れ/キズ/ヒビ/なめらかさ/形が少し…人による判 定の“ばらつき”“あいまいさ”を抑える


対象・難易度
新人・若手 | リーダークラス | 管理者クラス | 経営者・役員 |
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◎ | ◯ |
セミナー内容
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見た目の品質は大変重要です。「機能に問題ない」と言われても、色ムラなどがあり見た目が悪ければ、
誰だって嫌なものです。ましてや個人消費者向けの商品ともなれば、まず許されません。B to Bの製品で
もやはり同じことです。外観検査を自動検査機で行っている会社もありますが、中小企業や多品種少量生
産の工場では、やはり目視による外観検査が主流となっています。しかし、「合否判定があいまい…」「照
明などの検査環境が…」「検査員の適性が…」「検査員の体調が…」など、様々な問題に悩まされていま
す。本セミナーでは、外観検査の正しい考え方や実施手順を取り上げます。そして検査基準の設定、一目
見て良否判断ができる限度見本、検査員の能力が最大限に発揮できる環境、さらには検査員教育などにつ
いて、わかりやすく解説します。また、検査精度アップやすり抜け防止の事例もあわせて紹介します。
- 1.品質保証における外観検査の役割
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・外観品質のあり方 ・顧客要求と設計品質、製造品質
・外観検査の役割 ・抜取検査か、全数検査か
・目視検査と自動検査の類似点/相違点
- 2.官能検査のあいまいさと対応策
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・官能検査の分類と基礎知識 ・官能検査を機器測定に近づけるために必要な要素
・検査員によるバラツキを抑える判断基準の統一化をいかに行うか?
- 3.外観目視検査の実施手順と留意点
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検査基準の設定と明確化
・良否判断の線引きのポイント ・基準の設定法とその手順
現場で役立つ『限度見本』の作り方
・限度見本の種類と有効な作り方 ・限度見本の作成が難しいケース
・一目見て良品、不良品の判断ができる限度見本の条件 ・良い限度見本とは? 悪い限度見本とは?
ばらつきを減らす『検査手順』の標準化
・検査の動作手順の標準化 ・検査のスピード設定
精度を上げる、効率を高める『検査環境』の作り方
・効率を上げる環境の作り方(照明,机椅子,音,温度)
・集中力を落とさない検査時間の設定、休憩の取り方
- 4.検査のすり抜け防止、精度を上げるポイント (事例紹介)
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・検査基準のビジュアル化 ・心理的要因の排除
・検査した品物を再検査できる体制 ・不良品による刺激を与える
・検査は単純化する ・判断区分の追加
- 5.外観検査に必要な管理システム (品質トレーサビリティの考え方)
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・必要なルールとシステム ・検査結果のフィードバック
- 6.顧客からの外観クレーム対応方法
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・顧客から信頼される検査員を養成せよ ・不良流出時の対応と検査への反映
セミナー要項
名称 | 「外観目視検査」正しい進め方とレベル向上策 |
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開催場所 | 大阪府工業協会 研修室 |
定員 | 50名 |
価格(税込み) | 26,400円(会員)/31,900円(非会員) |
開催日・開催予定日
2022年2月24日(木) | 午前9時45分~午後4時45分 |
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