工場長大会は工場長をはじめ、工場の管理・監督者の方に毎回ご好評をいただいております。
今回の基調テーマは『ものづくりの“新たな挑戦”』です。会社で永遠の課題とも呼べる人材育成について、3名の講演者から、それぞれの切り口で講演いただきます。今後の工場運営におけるヒントを得られる場となることと思います。ぜひ皆さまのご参加を心よりお待ち申しあげます。

講演1 　13：15～14：15
　　　　花王㈱
　　　　デジタル戦略部門　元 和歌山工場長　　松下 芳 氏

『花王を支える元工場長の取り組み ～そのねらいと未来へのヒント～』
大学で化学工学を専攻後、エンジニアとして入社。海外駐在を経て、５５歳で和歌山工場の工場長に就任。同社として最大の
生産拠点を統括する重責を担う。役職定年が間近に迫り、「工場長を退いた自分に何ができるのか」。考えあぐねた先に
見えた答えがＤＸ人材への転身。そんな同氏に元工場長の視点から、会社を支える人材のあり方についてお話いただきます。


講演2　 14：30～15：30
　　　　トヨタ車体㈱
　　　　いなべ工場長 （元 富士松工場長）　　後藤 隆志 氏

『モノづくり力ある誰もが笑顔で働ける魅力ある工場へ』
富士松工場はトヨタのミニバン生産拠点メイン工場として年間２２万台を生産。非常に限られたスペースの中でサイズの
大きな車を生産する難しさに加え、近年は従業員の高齢化や女性技能員の増加など様々な人が働く工場に変わりつつあります。
その変化の中で生産性の追求と同じくらい働く人を大切にする活動に力を入れており、それら事例をお話いただきます。


講演3　15：45～16：45
　　　　ヤマハ㈱
　　　　豊岡工場 工場長　　堀江 直人 氏

『世界一の楽器工場であり続けるための挑戦』
ヤマハは2024年に生産機能の国内回帰を表明。グローバル市場の不確定要素が強まる中、国内工場の生産能力増強と
マザー機能の確立を目指した取り組みを始める。海外拠点への投資に重点を置いていた政策を転換し、国内製造子会社を
本社に統合、力の落ちていた国内のものづくりの再興の取り組みについてお話いただきます。


懇親会　17：00～18：00
　　　　立食形式（ビュッフェ形式のお食事をご準備いたします。）
　　　　講演者・参加者間の名刺交換、交流懇親の場

※参加取り消しの場合は、3月2日（月）までにご連絡いただきますようお願い申し上げます