セミナー内容

１. 職場で見かけるマネジメントとその問題点

　(1) ＫＫＤ(勘・経験・度胸)は、今の若者には受け入れられない！
　(2) 名選手＝名コーチか　　　　　　 ～ 名コーチになるために必要なスキル ～
　(3) 伝わらないのは誰のせいか？　　 ～「一を聞いて十を知る」は幻想 ～
　(4) 部下育成／マネジメントの『良い事例』『悪い事例』　

２.　トヨタ流「管理者の役割」から見た部下育成

　(1) トヨタ流マネジメントの心得　　 ～ マトリックスに当てはめて読む ～
　(2) ティーチングとコーチング　　　 ～ 各々のメリットとデメリット ～
　(3) コ―チングが成立する前提条件　 ～ 部下は答えをもっているか ～
　(4) ティーチングと標準作業　　　　 ～ 決めて、教えて、守らせる世界 ～
　(5) 部下の成長段階に合わせた指導　 ～ 何ができ、何ができないかを把握する ～

３.　最近の若手社員の傾向を踏まえた 失敗しない部下育成

　(1) 近年の採用市場の変化 　～ 労働人口の減少／若者の離職率／未経験者の採用 ～
　(2) 最近の若手社員が育ってきた時代背景
(3) 最近の若手社員の傾向(マイナス要素)を理解した指導のポイント
　　　① 彼ら(彼女ら)が抱いている仕事に対する不安
　　　② よく見られるマイナス要素　　　
　　　●打たれ弱い ●非を認めない／いつも他責 ●言われても行動に移さない
　　　●指示待ち ●話を聞く姿勢が悪い ●自分の意見や本音を言わない
→ こうしたマイナス要素をどう打開するか
　(4) プラス面に着目した指導のポイント　　　
　　　●きちんと指示を出せば従順に実行 ●興味を持ったことは深掘りして考える
　　　●集団における融和を重んじる ●根拠や論理性を重んじる
　　　●情報処理能力が高い ●認められると能力を発揮する
→ こうしたプラス要素をどのように活かし、育成していくか

４. 部下が育つ「指示の出し方」「褒め方」「叱り方」

　(1) ５Ｗ１Ｈで部下への指示を具体化する方法
　　① 意外と伝わらないあなたの伝え方
　　② 指示を受けた人が全員同じ行動をとるレベル
　　③ 部下への指示の出し方を見直す
　　≪演習≫ 指示の出し方を実践的に習得
　(2) 部下のやる気を引き出す「褒め方」「叱り方」
　　① フレームワークで学ぶ“承認”のスキル
　　② 褒め方／叱り方のポイント
　　≪演習≫「褒め方」「叱り方」を実践的に習得