セミナー内容

第１回　１０月５日（火）管理職としての立場と役割
第２回　１０月１２日（火）部下の意欲向上と職場活性化
第３回　１０月１９日（火）仕事の教え方・『躾』の進め方
第４回　１０月２７日（水）管理者としての新たな挑戦

組織の構成で「2-6-2の法則」ということがよくいわれます。これは優秀な2割の社員が会社を引っ張っており、下位が2割、そして中間の6割がいわゆる「普通の社員」といわれるものです。この組織の大多数を占める6割の「普通の社員」を底上げできれば、組織にとって大きな力となることはいうまでもありません。最近ではゆとり教育世代の指導・育成といった問題も出てきています。新たに入ってきた社員だけではなく、今いる「普通の社員」を「できる社員」へ変えなければならない時代がきています。本研修では、管理職の方々を対象に、「課員をできる社員へと戦力化するための指導法」に焦点をあて、解説いたします。

第1回　１０月５日（火）管理職としての立場と役割

管理職に求められる使命
　(1) 企業目的と管理職の役目とは？　明確な目的意識がリーダーシップを生む
　(2) サラリーマン発想では、21世紀は生き残れない！　企業の目的と働く者の使命
　(3) 変革時代の管理職はどうあるべきか？

管理職として なすべきこと
　(1) 部／課をまとめ、成果を上げる仕組みと環境づくり
　(2) 企業における関係形成（生産的な関係形成）のあり方
　　◆ 仲良し集団では成果は上がらない！　強い集団づくりの考え方
　　◆ 目的と成果を軸とした関係形成が成果を生む

あなたが目指す管理職とは
　(1) 自分を知れば知るほど、あなたは変わる！　まず自分がどんな人間なのかを知ろう！
　(2) 身につけるべき管理職としての素養、資質
　(3) 組織活性化の中心人物となるために　～筋肉を鍛えるように、思考と行動を鍛える～
　(4) 会社が望む管理職の人物像

第２回　１０月１２日（火）部下の意欲向上と職場活性化

部下のやる気を引き出し、成長させるには？
　(1) 部下のやる気の源泉は、目的の明確化にはじまる
　(2)「何をするのか」「何故するのか」に対する納得を得ていますか？
　(3) 部下の理解なしに、部下を育てることはできない！
　(4)“使う”より“育てよう”　「叱る、誉める、教育する」の三本柱
　(5) 部下のやる気を起こさせるには、人間の脳の仕組みと潜在的欲求に働きかける！

支援・激励のコミュニケーションのあり方とトレーニング
　(1) 日々のコミュニケーションで、心のシャッターを開いておこう
　(2) 言いにくいことが言えて、聞きにくいことが聞ける関係づくりのポイント

職場活性化の仕組みづくり
　(1) 良い職場を支えているものとは？　より高い成果・価値を生み出し続けるには？
　(2) 仕事の三要素「働く、学ぶ、楽しむ」の理解と応用
　(3) プラス思考の元気が出る言葉を使おう！
　(4) あたたかな感情、イキイキ感情を引き出し、ギスギス感情、冷え冷え感情を変えよう

第３回　１０月１９日（火）仕事の教え方・『躾』の進め方

創意工夫が自然発生する仕事の与え方
　仕事』として仕事をさせていますか？　『作業』として仕事をさせていますか？
　２つの働き方、レイバーとワークの理解と応用 ～ 仕事をレイバーにしてはいけない ～

部下を成長させる“ＰＤＣＡ”のやり方
　部分的な役割分担から、全体を見渡せ、See→Think→Plan→Doの輪を回せる部下の育成
　Doだけでは、工夫が生まれない！ 気づけない！ 学べない！ 育たない！

守ることを決め、決めたことを守らせる
　躾の基本は“守ることを決め、決めたことを守らせる”
　躾こそ、成長する企業の土台となる！　 躾が無ければ、“カイゼン”ができない！

これからの『躾』教育の進め方
　「ゆとり教育世代」は職場の異文化・・・上手な褒め方、叱り方とは？
　世代間の価値観・概念を上手く活かし、成果に結びつけるリーダーシップを考えます。

第４回　１０月２７日（水）管理者としての新たな挑戦

管理職としてのリーダーシップ
　(1) 組織人としての正しい認識と使命の自覚があるか？
　(2) 組織目的と自部門の目標が明確で、納得できているか？
　(3) 目標達成に向けて組織を動かす能力があるか？
　(4) 誰とでも、どんな場面でも、うまくやっていけるか？

正しい目標管理と評価によるマネジメント
　(1) チームをワークさせ、成果を上げるマネジメント方法
　(2) 目標は川上から！　成果は川下から！
　(3) 正しい目標管理が自律型企業を生み出す
　(4) 評価制度の成果は、正しい目標管理の運営がベースとなる

自分自身への挑戦 ～新たな管理職像を目指して～
　(1) 判断力、決断力、行動力で率先垂範
　(2) 業務遂行能力を磨き、結果を出そう
　(3) 新たな管理職像と、自分自身への挑戦宣言