セミナー内容

面接担当者の重要な役割の一つは、応募者の能力を正確に評価し、自社に適した人材かどうかを判断することです。そのためには、履歴書の内容をただ確認するだけでなく、事前に質問を考え、会話の中で効果的に問いかけ、深く掘り下げることが求められます。本研修では、入社後のミスマッチを防ぐため、限られた時間内で見極める質問の方法や、応募者に自発的に話をさせるための傾聴のポイントを、ロールプレイングや実習を通じて徹底的に習得していただきます。初めて採用面接を担当する方に必要なノウハウを提供するだけでなく、自分の面接スタイルを見直したい方にも有用な内容です。

1. いま、面接スキルの向上が大切な理由

（1）採用環境を知る　～採用市場の動向～
（2）面接は選び、選ばれる場である　～面接担当者として大切な心構え～
（3）なぜ採ってはいけない人材を採用してしまうのか

2. 応募者の適性・能力を正しく見抜くポイント

（1）応募者の適性・能力と将来性を見極める質問
（2）応募者に考えさせる質問事例（掘り下げ質問）
（3）志望動機の一貫性を見る
（4）応募者を見抜けないダメな質問例
　　（一問一答型、限定質問型）
（5）適性・能力を見抜く効果的な質問集のつくり方

3. 面接担当者の超重要スキル 『傾聴力』と『質問力』

（1）応募者にどんどん語らせる『傾聴』のポイント
（2）アクティブリスニングとその姿勢
（3）「オープンクエスチョン」を使いこなそう
（4）応募者の、どの適性・能力を知りたいかで質問は変わる
　　●主体性　　　　●実行力&リーダーシップ
　　●自己認知力　　●協調性
　　●課題解決力　　●コミュニケーション力
　　･･･ 自社が重視する項目に沿った質問をしよう

4. 【演習】 効果的な質問作成トレーニング

5. 研修の振り返りと実践演習 【ロールプレイング】

グループで模擬面接を行い、話し方の良い点・改善点について話し合い、
学びの理解を深めます。