社外発注品のQCD管理 実務セミナー

生産管理研修
  • 調達・購買管理
確かな品質、妥当な価格、求める納期を実現するには?

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
 

セミナー内容

1.社外への発注において発注者側が留意すべきこと
*発注先ではなく、問題は発注者側にありませんか?
(1)協力会社を評価する5つのチェック項目・・・既存の協力会社を再評価して見る
   ・財務状態 ・QCDの実績 ・5SとQCDの管理レベル ・生産能力 ・人材力
(2)調達品の品質不良の約50%は発注者側の責任だ
   ・仕様指示、品質上の重点項目、検査方法など発注者側の反省すべき点と改善策
(3)再考しよう 発注単価は本当に安いのか
   ・「安物買いの銭失い」になっていませんか?
(4)納入品遅延の要因の約70%は発注者側に責任あり
   ・担当者の責任、社内他部門の責任、遅れ要因の源は意外と発注側に・・・
2.QCD確保のための効果的な発注先の指導・支援方法
*良い品質・コスト低減・納期確保は協力関係がないと成り立たない!
(1)品質 ・・・ ① 発注先の品質レベルを診断する
        ② 品質監査や指導を行い、品質向上に向けて改善を促す
QC工程表、作業標準書、設備点検表、品質チェックシートを運用してもらう方法
(2)コスト ・・・ ① 見積りの依頼方法・調達費の査定方法
         ② コストダウンの手法を発注先に出向いて指導すること
損益分岐点売上高図の作成と運用方法、損益分岐点の下げ方を指導する
(3)納期 ・・・ ① 発注先の生産管理が機能しているかどうかの見分け方
       ② 発注先と共同で納期管理を行う
「遅延日報」を発行してもらい、納期の見える化を行う
3.発注先との上手な付き合い方と発注側の課題
*発注先とWin‐Winの関係をいかに構築できるかがポイント!
(1)こちら側(発注側)の担当者の質的、量的側面を強化すべし
   ・つまるところ人材がカギ。社内で生産管理に最も通じた人でないと務まらない。
(2)三悪教育(おしきせ、恩きせ、押しつけ)の排除からはじめよう
   ・発注先への内部干渉を避け、あくまで支援に徹すること。発注先ファーストであること
(3)発注先との交流を深める
   ・勉強会、改善発表会、親睦会の開催。設備の貸与。備品や消耗品の売買などを行う
4.新規協力会社を開拓する方法
(1)新たな協力会社を見つける方法と交渉での留意点
(2)求めるQCDに応じて発注先を使い分ける

セミナー要項

名称 社外発注品のQCD管理 実務セミナー
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 29,150円(会員)/35,200円(非会員)

開催日・開催予定日

2025年10月29日(水) 午前9時45分~午後4時45分