図面チェックの進め方
設計・製図・読図研修
- 製図


対象・難易度
新人・若手 | リーダークラス | 管理者クラス | 経営者・役員 |
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◯ | ◎ | ◎ |
セミナー内容
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図面ミスや検図の見落としが製品不良や納期遅延につながることが多々あります。そうさせないために、検図の質向上やチーム全体の品質確保が求められています。本セミナーでは、正しい設計プロセスと検図の基本を再確認し、見落とされがちなチェックポイントや加工性の配慮など、実務に直結するノウハウを学びます。さらに、誰でも使えるチェックシートの作成・運用方法を演習形式で習得し、設計ミスを未然に防ぐ“仕組みとしての検図”を実現します。設計の質をもう一段高めたい方に最適なセミナーです。
- 1. 設計における検図の役割と正しいプロセス
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(1) 検図作業がうまくいってない設計現場でおこる弊害
(2) 検図の役割と“正しいプロセス”を再認識
(3) 検図がうまく機能するための“大前提”とは?
- 2. 押さえておきたい検図のポイント4カ条
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(1) そもそも“図面が作成された目的”は達成できているか?
(新規品の設計なのか? 市場不良対応のための設計変更なのか? etc.)
(2) 共通のルールである“JIS製図法”に準拠しているか?
(公差の入れ方は正しいですか? 寸法線の記入方法はあっていますか? etc.)
(3) 見にくい図面は不良の元!“見やすさ”は考慮されているか?
(寸法・公差の配置は整っているか? 誤解を招くような図示をしていないか? etc.)
(4) 加工コストを意識した図面になっているか?
(無理な加工を強要する図面指示をしていないか? 市場入手性の悪い材料になっていないか? etc.)
- 3. 設計現場で運用しやすい“図面チェックシート”を作成しよう
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(1) 検図作業は“チェックシート”の作成により平準化しよう
(2) 紙?データ?チェックシートの文書形式にも配慮しよう
(3) 見やすいかつ読みやすいチェック項目の配置・配列とは?
- 4. より高効率・高精度な検図とするためにチームでできること
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(1) チェックリストは定期的に見直し、改版しよう
① チェック項目の見直し ② 管理手法の見直し ③ 現場からのレビューを盛り込む
(2) 検図漏れ発生時の履歴は財産!横展開して検図プロセスを改善しよう
(3) 図面チェックをさらに効率化する、検図のマニュアル化と検図者への教育
- 5. 【演習】会社で使いやすいチェックシートを作ってみよう
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セミナー要項
名称 | 図面チェックの進め方 |
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開催場所 | 大阪府工業協会 研修室 |
価格(税込み) | 29,150円(会員)/35,200円(非会員) |
開催日・開催予定日
2025年9月10日(水) | 午前9時45分~午後4時45分 |
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