環境テクノロジー研究会 (全5回+特別見学会)
脱炭素×循環×共生 企業の未来、価値創造への挑戦


※各回個別の参加申し込みは承っておりません。通しでご参加ください。(代理出席可)
※会場での講演を予定しておりますが、状況により、講演者がオンラインでの講演となる場合がございます。
※特別見学会については、研究会参加メンバーから希望者を募って実施いたします。
(オプションであり別途参加費が必要です。)
※9/2(火)以降の取り消しの場合、参加費を全額ご負担いただきます。
また、欠席された回の返金はいたしませんので、ご都合のつかない場合は代理の方がご出席ください。
案内リーフレットはこちらのページから
研究会要項
名称 | 環境テクノロジー研究会 (全5回+特別見学会) |
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開催場所 | 大阪府工業協会 研修室 ※特別見学会を除く |
価格(税込み) | 82,500円 ※特別見学会は別途参加費が必要です。参加費については第1回開催日までにご案内いたします |
環境テクノロジー研究会 (全5回+特別見学会)スケジュール
内容 | 第1回 カーボンニュートラル① 13:30~16:30 |
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開催日 | 2025年09月04日(木) |
基調講演1 ▸ 13:30~15:00 『バリューチェーン全体での脱炭素経営』 昨年度開催されたCOP29や今年2月に閣議決定された温暖化対策計画をはじめとした脱炭素をめぐる動きは加速しています。こうした背景を踏まえたうえで、企業間取引におけるScope3削減などバリューチェーン全体での脱炭素化の必要性や、なぜ脱炭素経営なのか、なぜサプライヤーエンゲージメントなのかをお話します。そのうえで、中堅・中小企業も含めた脱炭素化に向けた環境省の取り組み事例を踏まえながらご紹介します。 講演 ▸ 環境省 地球温暖化対策課 脱炭素ビジネス推進室 事例講演1 ▸ 15:00~16:30 『ダイキンが目指すカーボンニュートラル』 世界が脱炭素への歩みを加速し、各企業の取り組みは不可欠のものとなりました。ダイキンは2050年に温室効果ガス排出実質ゼロを目指す「環境ビジョン2050」を掲げ、事業戦略と紐づけてバリューチェーン全体でカーボンニュートラル実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。本講演ではダイキングループが世界で増え続ける空調需要に応えながら、脱炭素社会の実現に貢献するためのScope1,2,3それぞれの取り組みをご紹介します。 講演 ▸ ダイキン工業 株式会社 CSR・地球環境センター |
内容 | 第2回 カーボンニュートラル② 13:30~16:30 |
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開催日 | 2025年09月30日(火) |
事例講演2 ▸ 13:30~15:00 『積水化学グループの脱炭素経営』 2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、脱炭素経営への移行が必須と言われています。本講演では、気候変動リスクの認識を踏まえたうえで、どのように企業としての方向性を打ち出せばよいか、戦略、計画、施策を策定し取り組みを推進していけばよいか、企業規模に関わらず実践出来る取り組みを、積水化学グループの事例をベースとしながらお伝えします。 講演 ▸ 積水化学工業 株式会社 ESG経営推進部 環境経営グループ 事例講演3 ▸ 15:00~16:30 『Daigasグループによるエネルギートランジション2050』 2025年2月に第7次エネルギー基本計画が閣議決定され、気候変動対策としてのエネルギー構造転換と産業政策を一体化させる方向性が打ち出されています。このような中、Daigasグループはエネルギーの安定供給・保安の確保と、カーボンニュートラル化の両立を目指した取り組みをより具体化させるため、同月にDaigasグループ エネルギートランジション2050を公表しました。本講演ではその内容をご紹介いたします。 講演 ▸ 大阪ガス 株式会社 企画部 カーボンニュートラル推進室 |
内容 | 第3回 サーキュラーエコノミー 13:30~16:30 |
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開催日 | 2025年10月14日(火) |
基調講演1 ▸ 13:30~15:00 『成長志向型の資源自律経済の確立に向けた取り組みについて』 近年では、廃棄物問題や気候変動問題に加え、世界的な資源需要と地政学的なリスクの高まりといった資源制約が深刻化しています。この状況下、サーキュラーエコノミーへの移行は喫緊の課題です。本講演では、このような世界的な潮流を踏まえ、日本における資源循環経済政策の最新動向をご紹介し、具体的な現状、新たな取り組み、今後の展望についてお伝えします。 講演 ▸ 経済産業省 イノベーション・環境局 GXグループ 資源循環経済課 事例講演1 ▸ 15:00~16:30 『カネカグループの資源循環への取り組み』 カネカグループは「環境・エネルギー」、「食糧」、「健康」の3分野を解決すべき社会課題と捉え、革新的な素材開発によるソリューションの提供を目指しています。環境・エネルギー領域においては、脱炭素への取り組みに加え、資源循環を実現する素材の提供も当社のPurposeであると認識しています。本講演では、カネカグループの資源循環の実現に向けた取り組み事例をご紹介いたします。 講演 ▸ 株式会社 カネカ 信頼の生産力センター 品質・地球環境センター |
内容 | 第4回 生物多様性① 13:30~16:30 |
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開催日 | 2025年11月07日(金) |
基調講演1 ▸ 13:30~15:00 『生物多様性に取り組むトップランナー大阪をめざして』 生物多様性は私たちの生活を支える基盤であり、持続可能な社会の実現に欠かせません。生物多様性がもたらす恩恵や3つの多様性、生物多様性を脅かす4つの危機に加え、具体的な取り組みプロセスと事例はなにか。生物多様性への理解を深め、生物多様性に取り組むトップランナー大阪を目指すために、本講演では、生物多様性の重要性と事業活動における取り組みについてお伝えします。 講演 ▸ 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 環境研究部 事例講演1 ▸ 15:00~16:30 『生物多様性の損失に対する企業のアプローチ』 私たちは、3つの環境危機、すなわち、「気候変動」「生物多様性の損失」「汚染」という課題に直面しています。相互依存関係にあるこれらの課題に対して、企業はどのようにアプローチすることができるのか、「生物多様性の損失」に対する取り組みを中心に、自然資本リスクに関する開示枠組みであるTNFDレポートを踏まえながら、カナデビア株式会社の事例をベースにお伝えいたします。 講演 ▸ カナデビア 株式会社 サステナビリティ推進室 |
内容 | 第5回 生物多様性② 13:30~16:30 |
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開催日 | 2025年11月28日(金) |
事例講演2 ▸ 13:30~15:00 『環境と経済の好循環を目指す結の森プロジェクト』 2006年、コクヨは高知県四万十町大正地区の民有林を「結の森」と名付け、「人工林の再生」と「自然環境と地域社会の再生」をテーマに、間伐材の有効活用を中心とした森林保全を開始しました。その結果、2007年よりFSC®(Forest Stewardship Council® 森林管理協議会)の森林認証を取得しています。「結の森」は現在、対象面積は5,425ha、累計間伐面積が2,164haまで拡大しています。本講演ではその内容をご紹介いたします。 講演 ▸ コクヨ 株式会社 CSV本部 サステナビリティ推進室 事例講演3 ▸ 15:00~16:30 『「天然水の森」における生物多様性の意義』 サントリーは自然と水の恵みに生かされる企業として、「天然水の森」活動を2003年に阿蘇から開始しました。今では全国16都府県26カ所、約12,000ha(2025年5月現在)に広がり、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を育んでいます。この良質な地下水、すなわち天然水を育むため、国内工場の水源エリアで行っている、森林と生物多様性を保全・再生する活動についてお伝えします。 講演 ▸ サントリーホールディングス 株式会社 サステナビリティ経営推進本部 |
内容 | 特別見学会 環境に配慮した最新プラント ※オプション |
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開催日 | 2025年12月19日(金) |
『株式会社 ハイドロエッジ(商業用液化水素製造拠点)』 ハイドロエッジは、岩谷産業(株)と関西電力(株)がそれぞれ50%ずつ出資する合弁会社として2004年4月に設立されました。2006年4月には国内初の商業用液化水素製造拠点として営業運転を開始しました。液化水素製造プラントのほか、エア・セパレーションガス製造プラント、液化炭酸製造プラントを24時間体制で運転・管理しています。「安全を確保しながら、環境に配慮したシステムを活用し、効率的かつ安定的に高品質な製品を生産、お客様に安心してご使用いただく」ことに努め、水素エネルギー社会の早期実現に貢献することを目指しています。 訪問 ▸ 株式会社 ハイドロエッジ 大阪府堺市西区築港新町3-1-23 【特別見学会において】 ・環境テクノロジー研究会参加メンバーから希望者を募って実施いたします。(先着順) ・オプションであり、別途参加費が必要です。 ・募集要項や参加費については第1回開催日までに展開いたします。 ・集合場所など詳細については第5回開催日までに展開いたします。(自家用車は不可) ・定員に達した時点で募集を打ち切りとさせていただきます。 |
開催日・開催予定日
2025年9月4日(木)から2025年12月19日(金) | 午後1時30分~午後4時30分 |
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