『高周波焼入れ』 基礎技術とトラブル対策

技術系研修
  • 金属
機械部品設計者の実務知識

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
   

セミナー内容

1. 高周波熱処理の基礎知識 種類、特徴、設備について
(1) 熱処理の基礎知識をおさえておく
    ●表面処理の目的 ●鋼材表面の硬化法
    ●表面熱処理の種類 ●高周波焼入れのJIS記号
 (2) 高周波焼入れ、焼戻し処理の設備と操業
    ●高周波焼入れ、焼戻し処理の特徴 ●設備構成、操業方法
2. 高周波熱処理における条件設定の考え方・進め方
 (1) 「高周波誘導加熱」の基礎知識
    ●高周波誘導加熱の原理 ●高周波誘導加熱の利点と問題点
    ●誘導加熱原理 ●高周波誘導加熱の対象材
    ●周波数と浸透深さ ●高周波誘導加熱で発生する問題
 (2) 「硬化層」について
    ●電流浸透深さ ●加熱時間による硬化層の影響
    ●周波数による硬化層の影響 ●JISに規定された硬化層の深さ
 (3) 「表面硬さ」の基礎知識
    ●表面硬さの調べ方 ●高周波焼入れの表面硬さの特徴
 (4) 「残留応力」の基礎知識
    ●残留応力の発生原理 ●疲労強度との関係
3. 高周波熱処理 よくある不良原因とその対策(事例紹介)
  焼入れ処理に関する不良
    ●熱処理欠陥の発生原因 ●欠陥形態 ●溶損
    ●焼割れ ●軟点 ●はく離
    ●熱処理欠陥 ●材質トラブル ●焼割れ
    ●焼曲がり   ●焼ムラ ●ハンダ脆化 
    ●グラインダー痕 ●残留オーステナイトの影響
  設計で注意すべき点
    ●設計時の形状考慮 ●やってはいけない設計
4. 高周波熱処理SOS ~トラブル発生時のチェックポイント
 (1) 材質が出ない時のチェックポイント
 (2) 割れ発生時の調査方法
 (3) トラブル発生時の調査方法
 (4) JISの読み方

セミナー要項

名称 『高周波焼入れ』 基礎技術とトラブル対策
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 26,400円(会員)/31,900円(非会員)

開催日・開催予定日

2022年10月4日(火) 午前9時45分~午後4時45分
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