セミナー内容

1 ＪＩＳ規格に基づく製図のルールを再確認

●図面の条件／図面のあり方 ●2D図面と3D図面 ～ ルールの相違
　●図面に含まれる３つの基本情報　 ●図面の照査と検認 ～ 適切なやり方
　●寸法と寸法公差について

2 まずは、製図のポカミス／ケアレスミスをなくせ

●後工程での図面の使われ方 ●省略記号の使いすぎ、使わなさすぎ
　●寸法、材質、注記（追加工）の記入ミス ●部品の材質によって変わる加工精度
　●注記への頼りすぎ

3 こんな図面、困ります①

　「加工工程」を考慮した製図の勘所
　●加工する側にとって図面とは？　図面を見て、どう対応するか？　

　●加工現場から見た「こんな図面、困ります！」 具体的なクレームとその予防の考え方
　　・ルールを無視した図面 　　 ・加工するうえでの注意や配慮が不足した図面
　・製造方法を知らない図面 ・コストを考慮していない図面
　●製図担当者として、留意すべき点
　　・製図法以外のルール ・CAD/CAMの適用上の注意点　 ・製造過程の最適化を図る

4 こんな図面、困ります②

　「品質管理」「検査工程」を考慮した製図の勘所
　●品質管理・検査員から見た「こんな図面、困ります！」
　　　よくあるクレームとその予防の考え方
　　・読みにくい図面 ・測定がしにくい図面 ・品質要求が不明確な図面
　　・公差が必要以上に厳しい図面　 ・製造手順が不明確な図面
　●検査員にとって不親切な図面！　製図担当者ができるムダ防止策
　　・設計者に問い合わせる手間 　　　　　・基準面、基準点が不明確
　　・測定機を探す、測定に時間を費やす　　・組立手順が不明確
　　・測定要領が不明確 　　　　　・特殊工程の作業指示が不明確