技術者のための 金属材料の知識 

技術系研修
  • 金属
鋼をメインに非鉄金属まで技術者なら知っておきたい知識を解説

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
   

セミナー内容

例えば、取引先や協力会社などで「結晶構造の話についていけなかった」や「マルテンサイトやオーステナイトの説明をされたが、よくわからなかった」という方は多いのではないでしょうか?
それは“なぜそうなるのか”という原理を理解していないからです。わかればそんなに難しいことではありません。そのような、技術者として知っておきたい金属材料に関する知識をしっかり解説します。金属材料を扱う方は必見です。鋼をメインに非鉄金属まで広く解説いたします。

1金属材料とは? 知っておきたい組織と特性の関係
〔1〕金属と非金属 簡単におさらいしてみよう
〔2〕各種金属材料の組織と特性を理解しよう 
〔3〕合金とは何か 合金の組織と特性
2金属材料の重要な性質について考えよう
〔1〕金属材料の物理的性質(色、比重、比熱など)
〔2〕金属材料の機械的性質(引張強さ、伸び、硬さ(ブリネル硬さ,ビッカース硬さ・・・)など)
〔3〕金属材料の化学的性質(腐食、耐アルカリ性など)
3機械材料で頻出の炭素鋼について知っておこう
〔1〕炭素鋼とはなにか? SS400,S45C,SC410 JIS表記の意味は? 
〔2〕炭素鋼は熱処理で性質が変化する。そのメカニズムを理解する
〔3〕炭素鋼の表面硬化処理の特性と利用範囲
〔4〕複合材の考え方
4覚えておきたい合金鋼の特性
〔1〕強じん鋼 SCr,SNC,SCM,SMn 鋼構造物に使用 
〔2〕ステンレス鋼 SUS 包丁、スプーンなどの日用品や建築用金具などに使用
〔3〕ばね鋼 SUP 板ばねなどに使用
〔4〕工具鋼 SKS,SKT,SKD 切削工具などに使用
5覚えておきたい非鉄金属合金の特性
〔1〕アルミニウム合金 AC4A,A2017 航空機、自動車、建築用材料、光学機器などに使用
〔2〕銅合金 C1100,C2600 構造材、印刷関係などに使用
〔3〕チタン合金 Ti-0.15Pd ジェットエンジン部品、ゴルフクラブのヘッド、眼鏡のフレームなどに使用
〔4〕マグネシウム合金 AZ61 自動車部品、家電製品、コンピュータ部品などに使用

セミナー要項

名称 技術者のための 金属材料の知識 
開催場所 大阪府工業協会 研修室
定員 50名
価格(税込み) 26,400円/31,900円

開催日・開催予定日

2021年10月25日(月) 午前9時45分~午後4時45分
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