オンラインセミナー 工程管理 実践研修コース 全6回

多品種小ロット、受注生産は確かな納期とスピードが命。変動への柔軟な対応を図れ!

セミナー内容

 
多品種小ロット、受注生産は何かと変動要因が多く生産計画が狂いやすい。そのため放っておくと成り行き任せになってしまい、現場は混乱し納期は遅れ、後追い作業に追われて改善にまで手が回らない。こんな状況から抜け出すために、本研修では「工程をどう統制し納期遅れを食い止め、流れを促進させるか」を掘り下げて考えます。いま本当に必要なのは、現実に即したドロ臭い改善です。現場での実践具体例の紹介や事例演習により、多品種小ロット、受注生産における工程管理のノウハウを伝授します。実務者のスキルアップにどうぞお役立てください。
【 第1回 9月7日(火)納期遅延対策の考え方、取り組み方 】
〔1〕現場の管理レベルを示す作業日報

1.作業日報の流れはよいか?

2.作業日報には大事な情報が詰まっている

〔2〕三直三現主義で納期遅延の原因を究明せよ

1.考え得る納期遅延原因をチェックシート化

2.遅延処置シートを発行せよ

3.遅延処置シートはこう使う

 〔3〕納期遅れはこの手で攻めよ 3大スペシャル対策

〔4〕手待ちが納期の足を引っ張る

1.いろんな“待ち”が納期を狂わせる

2.手待ちを減らす特効薬は「多能工」

〔5〕納期管理を上手に進める実務ポイント

1.現場パトロールが不可欠

2.差立板(さしだてばん)による作業の進捗管理

3.カムアップ方式による欠品予防策
【 第2回 10月5日(火)生産計画と工程計画の立て方 】
〔1〕生産形態と工程計画の基本を把握しよう

1.生産形態、3つのスタイルと5つの区分

2.多品種少量生産の特徴と問題点

3.業務体系図と工程計画の概要

〔2〕生産スケジューリングの基本

1.3つの日程計画

2.中日程計画を立てるまでのフローチャート

3.中日程計画表のフォーマットとその作り方

≪事例紹介≫ さまざまなパターンを例示します

〔3〕日程計画を本物にする3つの援護策 ~納期達成・短縮の成否は後押し次第~

 〔4〕日程計画を立てる際の急所とコツ

1.見越し型ロット生産の計画表と日程計画

2.自社ブランドメーカーの日程計画

3.協力会社、継続生産における日程計画

4.個別受注生産(一品料理)における日程計画
【 第3回 11月9日(火)進捗管理と小日程計画による工程統制 】
〔1〕工程統制の機能

1.計画の弱さを補うのが工程統制の役割

2.進捗管理、小日程計画の概要と相互関係

3.工程統制での“見える化”の重要性と進め方

〔2〕進捗管理の考え方と取り組み方

1.外部調達品と加工品の欠品予防策

2.作業指示と進度把握、遅れ対策のあり方

3.「遅延日報」を使った応急処置と再発防止策

〔3〕小日程計画の基本と導入方法

1.小日程計画とは? その機能とは?

2.小日程計画を導入するための準備活動

3.計画段階、統制(運用)段階、誰が何をする?

〔4〕小日程計画の具体的な進め方

1.小日程計画のフォーマットづくり

2.余力管理のやり方(山積み表の作成)

3.差し立て(部下への指示・命令)
【 第4回 12月20日(月)工程管理を軸としたコストダウンと収益向上策 】
〔1〕工程管理はそもそも儲けるためのもの

〔2〕「時間あたりの限界利益」の求め方と向上策

1.限界利益とは何か

2.「時間あたりの限界利益」の求め方 〈演習〉

3.「時間あたりの限界利益」を高めるには

〔3〕「損益分岐点売上高図」の基本と実践

1.「損益分岐点売上高図」の仕組みと見方

2.「損益分岐点売上高図」を作る 〈演習〉

3.損益分岐点を下げる方策と管理の仕方

〔4〕職場単位の損益管理が儲かる体質への第一歩

1.原価管理と収益管理との違い

2.職場単位の損益管理とは

〔5〕「職場別損益グラフ」による収益管理

1.「職場別損益グラフ」の仕組みと見方

2.具体的な事例と実践ノウハウ

3.「職場別損益グラフ」の作成手順

〔6〕「時間あたりの限界利益」と小日程計画とのドッキング、実践方法をズバリ指南! 
【 第5回 1月24日(月)外部調達品(外注と購買)の納期管理 】
〔1〕外注品の納期管理で発注側が注意すべき点

1.納期遅延原因の70%は発注側の責任だ!

2.発注側がとるべき具体的な対策と注意点

3.外注管理のあり方と外注担当者の育成方法

〔2〕外注先に考えさせる納期管理のあり方

1.外部調達における問題点を整理する

2.外注先に取り組んでもらうべき対策内容

3.外注先の協力を得られる誘導方法

〔3〕発注側が注意すべき資材購買品の納期管理

1.発注側にあるこれだけの問題点

2.発注側が取るべき対策

3.カムアップシステムの徹底

4.購買方式の種類と納期管理で注意すべき点

 〔4〕資材購買先の問題点と解決への交渉方法

1.予想される資材購買先の納期遅れ原因

2.有効な対応策と交渉で注意すべき点

3.資材購買管理のあり方と担当者の心得

 〔5〕資材在庫を持ち過ぎることの怖さと削減方法

1.年間の在庫金額はどれくらいか

2.在庫管理精度の向上のために

3.在庫量削減の着眼点と具体策
【 第6回 2月21日(月)仕掛品の削減と生産リードタイム短縮 】
〔1〕生産期間の現状把握と改善点探し

1.PQ分析と製品工程分析で「加工」「停滞」「運搬」「検査」の発生回数と時間を調べる

2.移動票で「生産期間」「加工時間」「停滞時間」「異常発生状況」を把握する

3.流動数曲線で「生産期間」と「仕掛数量」を見える化する

〔2〕IE的アプローチで生産期間の短縮を図る

1.レイアウトと運搬方法の見直し

2.作業分析による加工・検査方法の改善

≪事例研究≫ ビデオを使った作業分析

3.U字ライン、セル生産方式への挑戦

〔3〕PERT法を使って生産期間の短縮を図る~個別受注生産のスケジューリングに最適~

1.PERT法の概要と基本的なルール

2.PERT図の作り方

〈演習〉簡単なPERT図を作ってみよう

3.PERT法を活用した小日程計画の紹介

 〔4〕稼働分析(ワークサンプリング)が工場を変革させる

1.稼働分析の理論と実践方法

〈演習〉ワークサンプリングの簡単なやり方

2.稼働分析による改善と効果確認方法

3.事例紹介 ~定期的に稼働分析を行えば稼働率は5%以上アップする~
 
1名につき/いずれも消費税10%込み

≪全6回≫ 会員企業の方 145,200円 / 会員以外の方 178,200円

※回によって出席者を変更されても結構です

▽ テーマごとの選択受講もできます

1回あたり 会員企業の方 26,400円 / 会員以外の方  31,900円
 
【ご受講にあたっての注意事項】

・本セミナ―では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用します。

・ご受講の回線速度が30Mbps以下の場合動画・音声が乱れることがあります。視聴の乱れがある場合回線速度をご確認ください。

・カメラは必須です。カメラのついたデバイス(PCもしくはタブレット、携帯端末など)を受講人数分ご用意ください。

・受講時にご利用になる機器やシステムへのトラブルへの対応はいたしかねます。

・講師と同業の方など、当協会の判断によりご参加をお断りする場合がございます。

【ご受講にあたっての禁止事項】

・配信URLを他の方と共有、SNSなどで公開しないようお願いします。

・本セミナーを録画、録音すること、SNSなどへのアップを禁止いたします。

セミナー要項

名称 オンラインセミナー 工程管理 実践研修コース 全6回
開催場所 Zoom
定員 80名
価格(税込み) 145,200円/178,200円

開催日・開催予定日

2021年9月7日(火)~2022年2月21日(月) 午前9時45分~午後4時45分
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