設計・開発業務における生成AI活用法

技術系研修
  • その他
活用のポイントと活用時の留意点

セミナー内容

1.生成AIの基本
 ● 生成AIサービスの種類
 ● 文章生成AIの仕組み
 ● 画像生成AIの仕組み
 ● ChatGPTのUIと機能
2.設計・開発業務における生成AIの実践的活用方法
 ● PDFの外国語仕様書を素早く理解する
  ・要約/日本語訳の作成 ・専門用語の置換、規格対応の確認
 ● VBAやExcel関数をリファレンス的に調べる
  ・「やりたいこと」を自然文で伝えるだけで、関数やマクロを自動生成
 ● Excelを使わずデータ分析
  ・表データを読み込み、Chat GPTで傾向分析やグラフ化も可能
 ● 実験計画法とCAEで設計最適化
  ・シミュレーションの段取りから分析まで一気に実施
 ● OCRを利用して電卓並みの手軽さで技術計算をする
  ・紙資料をOCR(文字認識技術)で読み込み、技術計算や式展開もAIが支援
 ● 仮想デザインレビューで効率よく設計をチェック(潜在的な問題点の抽出)
  ・ 設計資料をAIと一緒に確認し、潜在的な課題や抜け漏れの洗い出し
 ● 短時間の定例会議の議事録を作成する
  ・録音音声をAIで文字起こし、要約やアクションリストを自動作成
 ● プロダクトデザインの素案
  ・製品イメージを文章で指示 → AIが初期スケッチやアイデアを提案
3.GPTs/プロジェクト活用 専用チャットボットの構築
 ● 規格書チャットボット
  ・規格をAIに覚えさせ、対話形式で内容確認が可能になる
 ● 社内過去トラDBチャットボット
  ・過去の不具合・対策情報を「社内ナレッジボット」として活用
 ● FMEA/FTA支援ツール
  ・形式的な入力からリスク抽出、分析観点の提示まで支援
 ● 仮想デザインレビュー(DR)の壁打ちチャットボット
  ・過去のレビュー記録を学習し、設計チェックの壁打ち相手になる
4.生成AIを設計・開発業務に適用する際の留意点
 ● 思考の補助としての生成AI出力結果の活⽤
  ・AIはあくまでも「たたき台」 ・出力結果は必ず目視で確認
 ● 情報セキュリティと知的財産
  ・社外AI利用時のリスク ・社外AIに入力してはいけない情報とは? ・社内利用時の注意点
 ● 本格的に業務に利用するためには
  ・導入展開のステップ ・社内教育の重要性

セミナー要項

名称 設計・開発業務における生成AI活用法
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 29,150円(会員)/35,200円(非会員)

開催日・開催予定日

2025年10月27日(月) 午前9時45分~午後4時45分